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リセットする前
本宅が築80年。台所、洗面、浴室のみ築30年。1階は8部屋もありましたが、実際には台所と6帖1部屋しかお使いになっていらっしゃらず、台所の床がブヨブヨしていました。
とにかく寒いため、田の字型になっていた和室6部屋もほとんど使われていない状態でした。
経緯とご提案
30年前に新建材でリフォームした水廻りは痛みが激しかったのですが、、築80年の本宅は、良質な材料を使っていたため丈夫で痛みがありませんでした。
水廻りのあった増築部分をすべて壊して本宅に新設、そして生活動線を短縮させる。
断熱性能を上げること、広いリビングをつくることの2点をご提案しました。
廊下を排除し、家事や団欒などすべてが一体になるよう変更
before:家族、親戚、友人が集まって食事がとれるような広くて暖かい部屋にし、家事動線もスムーズになるよう間取りを変更した。
after:リビングとキッチンに挟まれる位置にあった和室と段差をなくしたことで、動線上のストレスが解消された。
家族の歴史ある空間はそのまま残したい
before:本宅の座敷と茶の間は、代々受け継がれてきた歴史があるので、そのまま残したい。
after:元々あった柱や梁などをそのまま見せられるよう、この部屋のみ全面リフォームではなく仕上げリフォームにとどめた。
将来性も考えながら、ひと続きの大空間に変更
before:二間をひと続きの板間に変更、フリースペースとした。将来、仕切れるように入り口も2カ所設けた。
after:2階にあった床の間のある和室を洋室にリフォームし、仕切られた子供部屋にした。壁面に設けた開口部のおかげで、吹き抜けを通して1階ともつながる。
before:30年前に増築した水廻りは新建材を多用したため、築年数以上に傷みが激しく、床はブヨブヨしていた。
after:30年前に増築した部分は、リフォームしても効果が薄いと判断。無理に残さずにまるごと解体することを提案。水廻り機能を本宅に移した上で、使いやすい間取りに変更。
リフォームしようとしている部分を見直していくと、根本に大きな問題を抱えていることがあります。リセット住宅は今ある家をいったん骨組みの状態に戻し、天然木無垢材を使用したリフォームで「断熱・耐震・通気」といった性能を新築以上に備えさせます。
リセット住宅施工事例
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みんなが集まる、広々として大黒柱のある家 |
使わないスペースを排除し、効率のいい動線に |
一体感のあるLDKが欲しい |
使っていなかった部屋を夫婦の寝室に変更 |